中途入社保健師4年目Sさんインタビュー🎤
今回は中途で入職されて現在4年目になる保健師のSさんにインタビューしてきました♬
当法人の保健師というのは、他の病院と比べて珍しく、保健師と看護師を明確に区別しているんです。
他の病院では、職種は違うものの実際のところ保健師も看護師もやっている業務内容は一緒、というところが多いと思います。
少し堅い話になってしまいますが、成仁での保健師(保健)の定義はというと・・・
『医師が行わなければならない「診断・処方・侵襲的処置」および局長通達にて医師業務独占業務と規定されているもの以外の業務。
かつ医師の指示のもと行う業務は「看護師」が行うため、それ以外の業務は「保健」と定義し、保健師が行うこととしている。』
例えば来院された患者さんの家族の応対は医師の指示があれば「看護師」が対応するし、保健師が先に行い「先生やっておきましたよ」としてもいいんです。
保健師として病院で働きたい!!という方には、とっても良い環境かと思います。
前置きが長くなりましたが、中途保健師Sさんのインタビュー内容をご紹介しますね!!
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Q.成仁に来て4年目ですが、前職はどのようなお仕事をしていたんですか?
A.大学を卒業後、約1年半小児科で看護師として働いた後、やはり保健師として病院で働きたいと思い、成仁に転職しました。
転職をする際、看護師と保健師の業務がしっかりと分かれている病院は都内にほとんどなく、成仁が一番最初に出てきました!!
Q.現在の業務内容を教えてください。
A.現在の受持ち患者様は約10名ほどで、入院中はドクターや家族と連携し、退院が決まったら、退院後の生活を安心して送ってもらえるよう、その個人にあった必要なサービスを検討し導入しています。
例えば、一人暮らしの人には薬を飲み忘れないように頻繁に訪問看護に行ったり、高齢の方にはヘルパーさんをお願いして料理や買い物をしてもらうよう手配したり、デイサービスに行けるようにしたり。
Q.どんな時にやりがいを感じますか?
A.受持ちの患者様は、退院した後も週一回訪問看護に行って生活の様子を見る事が出来るので、退院後元気に普通の生活を送っている様子を見るとすごく安心しやりがいを感じます。
今まで内にこもっていた人が外に出てデイケア等に行けるようになると、訪問看護自体はこれで終わりなのですが、患者様が一歩一歩前に進んでいっている姿を見ると、保健師をやっていてよかったなぁと感じます。
Q.保健師としての業務はどのようなものがありますか?
A.保健師にしかできない業務として、電話で入院の受け入れが可能かどうかの判断をする「トリアージ」というものがあります。
緊急度合は他の病気の有無、自身での判断能力があるか否か、など多くの条件から入院の受け入れをするかどうかを判断します。
病棟での業務内容は、10:30に全体ミーティング、その後は予約入院や救急入院の対応、ケースワーク、トリアージなど毎日状況によってさまざまな業務があります。
Q.学生へ一言メッセージをお願いします。
A.成仁は救急病院ですが、職場の雰囲気は全くギスギスしていなくて柔らかい雰囲気の人が多く、みんな本当に優しい人ばかりですので、ぜひ一度見学に来てみてくださいね!